おいしんぼ 

2007, 12. 02 (Sun) 15:57

ある日の会話。

「あのさ、アンパンマンってあるじゃない」
「ああ、あるね。っつうか懐かしいよね」
「あれ自分の顔を子供に食べさせてるけどさ~、はじっこしかやらないよね」
「全部はやらないでしょ」
「でもアンパンって真ん中がおいしいんだよ。はじっこはパンがあるからだめ」
「子供だって『真ん中ちょうだい』とは言えないじゃん。顔なんだから」
「まあそれはそうだけど…でも、アンパンマンはまだいいとして、許せないのは他のやつらだよね!」
「…えっ?」
「食パンマンとかカレーパンマンは自分の顔食べさせないんだよ! 食べ物でできてるのに!」
「いや、別にいいんじゃない? 何も顔を食べさせなくても」
「じゃあアンパンマンの立場は? 自分の身を削ってお腹を空かせた子供に奉仕してるのに、そんなこと言ったらやる気なくなるよ」
「う~ん、だからと言って全員顔を食べさせたらジャムおじさん大忙しになっちゃうじゃん」
「それが責任っていうもんです」
「年寄りいじめんな」
「私は理由があるのかもしれない、って思ってみたんだ。顔を食べさせない、重大な事実が」
「へえ? それは?」
「それは…

他のやつらは、まずいんだよ、きっと」

「…」

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