たまにはテレビでも 

2007, 12. 31 (Mon) 00:00

今日初めて、映画 『ライラの冒険 黄金の羅針盤』 のコマーシャルを見ました。
原作を読んだ時から、自分の中の位置的にはトールキンの 『指輪物語』 の次にくるほど大好きなファンタジー小説となった作品なので、映画化されたと聞いた時には心の底から心配したものです。ライラ役は誰だ? あの役は、この役は…そして、あのシーンはカットされるのだろうか。あのシーンは、あのラストは…!
原作のある映画というのは、俗なエンタメに変えられるという先入観があるので最近は慎重になってきています。
しかし、『ライラ…』 は、なんとかいい感じになっているようで少し不安が晴れました。原作通り白クマの背中に乗って疾走していましたし、これなら観てもいいかなと思ったりしました。

…今までそう思って観た映画には散々裏切られてきたわけですけど。


しかし、最近映画を観なくなり、テレビも見なくなりました。
一応音がないと寂しいのでつけたりしていますが、あまり意識を向けていません。生活が朝型になったせいでドラマなど見られないからでもありますけど。


私の朝は早く、まあ四時半か五時くらいに起きます。
パソコンをしたり片づけものをしたりして七時ごろまで過ごし、それから朝ごはんを食べて、新聞を読みます。
新聞はテレビ欄から見ますが、今日の夜七時からは特番がいっぱいでした。
うわあ、どれを見よう?などと見ていくと、テレビ朝日の 『ビートたけし緊急検証 超常現象㊙ファイル!!』 でうっかりくすくす笑いをもらしてしまいました。
なんといっても 「アポロ月面着陸ねつ造㊙証拠」 の文字が。

またそのネタですか。テレビ朝日。

アホだなあ…まったくもう。
などと新聞を閉じてから、もしかしてこれを信じちゃってる人いるかもしれないと薄ら寒いような気持ちになりました。

何年か前に爆笑問題が司会するテレビ番組 『これマジ!?』 で取り上げられてから、急速に日本で広まった説ですけど、その番組もテレビ朝日でした。
そして他の局の番組では、この説の元ネタがイギリス(またはアメリカ)のジョーク番組だったことを明らかにしているのに、テレ朝は今でもこの説を強力に推し進めようとしているのでしょうか。
科学的に検証すればわかることですのに。

日本でアポロ捏造説が流行った頃、ある雑誌(すいません、覚えてないのですが)ではこんなことが書かれていました。
『そもそも月には重力がないのに、なぜ月に降り立つことができたのだろう』 と…
月には重力がない?
私はすっかり驚いてしまいました。
そして、違う本には
『本当に月に行ったというのなら、証拠を見せてほしい』
などとも書かれていました。

月の石には地球上には存在しない物質が検出されています。
そしてアポロ11号が設置した月面鏡のおかげで、地球と月との距離が正確に測れるのです。月は地球から毎年三センチほどずつ離れていっているということがわかったのも、月面鏡があるからなのです。
真空なのにアメリカの国旗がはためいているとか、別の日の別の場所なのに背景が同じだとか。
偽造するつまりならもっとうまくやっています。
コーラの瓶なども事前に取り除くでしょう。
月の空に星が出ていない、などの疑問もありましたね。
星の光なんか弱っちくて、他の明るい物体(月面とか、月面の人物)に露出を合わせると写真になんか映んないの。

私もそうですけど、科学的なことに対して、日本人は思考停止状態になるようです。
あの 『空想科学○本』(○田理科雄著) という本がヒットした時も、あの計算が本当に合っているのか検証した人はあんまりいないのではないでしょうか。
SF作家の山本弘さんによると、単純な計算間違い多数、単位の間違い多数、単位と単位を合わせるのをやらなかったり、もう悲惨なことになっているそうです。
しかし、○田さんは現在も精力的に執筆を続け、ヒットを飛ばしているという…
数式とか計算の羅列を見ると、飛ばして読む。
それが科学トンデモさんをはびこらせている原因です。


なんとなくイライラして 『超常現象㊙ファイル』 を見るのをやめようなどと思いましたが、結局は根っからのオカルト好き。七時になるといそいそとチャンネルを合わせていました。
しかし、あいにくと今夜は豚しゃぶ鍋をつまみにビールをおいしく頂いて一家団欒していたので、テレビをほとんど見ていませんでした。
『アポロ…』 は最後のほうにちょこっと出たのを見ましたが、私はつい 「…それがなんだってんだアフォ」 と呟いてビールのお代りを取りに行きました。


ああ、夜にブログを書くと激しい口調になるのですね。反省…


コメント

ひろっすぃ

1番乗りひゃっほい
ライラの冒険おもしろそうだねぇ~ああいうのは原作にどれだけ近づけるかが難しいでしょうな。
まさに監督次第。言うなれば地獄の沙汰も金次第。ちょっと意味不明。
超常現象㊙ファイルは兄さんも見てた!!色んな意味で面白いから録画もしたよ。
UFOやら宇宙人とかはもう映像見た時点でウソ八百。これを当時の人達は本気にしてたらしいというのがシンジラレナ~イ
月面の話もヘタな漫才見るより笑えるよね。

空想科学読〇も兄さん買って読んだ事あるよ。ミスドにいた時に店に置いてたんでバイトも面白がって読んでた。
タケコプターは首モゲるとかそんな事書いてるよね。

ってお嬢様!!豚しゃぶにビールって・・・何をなさってるんですか!兄さんも混ぜてください。

2007/12/31 (Mon) 00:30 | ひろっすぃ | 編集 | 返信

月夜ノ蝙蝠丸

ひろっすぃさん。

いつもありがとうございます。二番乗りハッフッホ。
そうですよね、原作が素晴らしいから映画化するのに、ほとんどの映画は原作に及ばないんですよ。どれだけ近づけられるかっていうところなんです。あの『ロード・オブ・ザ・リング』 も原作に忠実だという前評判だったのに、設定とか色々変えられていました。まあ原作通りに作ってたら300時間くらい必要だったかもしれませんが。『ライラ…』 はどうでしょうか。もうドキドキです。

地獄の沙汰も金次第。
ふふふ…私が生まれて初めて読んだ筒井本ですよ。あれは小学校4年生のころでした。

あっ、兄さんも 『超常現象ファイル』 見てました? あれはやっぱりツッコミ入れながら見るのが一番ですね~。
アポロの話もなんだかショボかったし…というか途中よく見てないんで私が言えた義理じゃないんですけど。
豚しゃぶ鍋、大変おいしゅうございました。
兄さんも今度一緒に食べましょう。お肉は一人5枚までとさせていただきます。

2007/12/31 (Mon) 06:37 | 月夜ノ蝙蝠丸 | 編集 | 返信

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